プロフィールにも書いてあると思いますが昔猫を飼っていました。
名前はチョビンしらす


まずはチョビンのお話から。
彼女との出会いは家の庭の物置でした。
物置から下りれなくてにゃーにゃー泣いているとこを
抱きかかえ助けてあげました。
それから彼女は毎日庭で私が学校から帰ってくるのを待ちました。
餌をあげたりしていたのですが母親が猫嫌いでしたので
飼う事はできませんでした。

しかし説得の上自分の部屋のみで飼う事になり、
「それ以外の部屋に行ってはいけない」という私のいいつけを
ちゃんと守り、家族からも母からも認められる存在になりました。
私が一人暮らしする時、母は泣いて私に
「チョビンを連れていかないで」と泣いて嘆願するくらいですから(笑)

そして彼女は今年の初め、13歳でこの世を去りました。
連絡のあった朝、着て行こうとしていたニットのカーディガンに
何故か猫の毛がたくさん付着していたのです
お別れにきたのかも知れませんね。


次はしらすの話。
彼との出会いは雨の中。路上の傍らに彼が捨てられていました。
咄嗟にこれじゃあこの子は死んでしまう!!
と思い連れて帰りました。
見た目はギズモそっくりでまだ生まれて2ヶ月も経ってないくらいでした。
なにも食べないし飲まなくて困っていたのですが
釜揚げしらすだけ食べたのでしらすと命名しました。

犬のように私の傍から離れず歩き、お風呂に入っていても
一緒に入ってきてずっと湯船に手を置き、水をふりふりしてました。
賢いかな?と思えばストーブで尻尾を焦がしてしまったり、
魚焼きグリルに顔をつっこんでひげをこがしたり、、、
出かけるときは私が見えなくなるまである場所で私を見送る、
そんな子でした。

私が遠方に引越ししなければならなかった時、
彼を実家にお願いしました。
しかし彼は私を探して数ヵ月後どこかへ行ってしまったのか
いくら経っても家には戻って来ませんでした、、、

それから何年かして、私の信頼おける先生と呼ぶ人の所に
体の具合について相談にいった時、
ある動物があなたをずっと探していますと言われました。
すぐにしらすだ!と思いました。
先生にどうしていいか対処法を聞いてその通りに行いました。

何年も経ってもずっと私の事を探し続けていたしらすに申し訳なくて
そして涙が出て、、、、
ずっと猫を飼う事を自分の中で拒絶していました。


でも12年経った今、運命を感じみかんと生活をしています。
以上、昔のにゃんこのお話でした。